練習の用途に幅広く使えそうな「竹剣」ですが、「そのままで」というワケにはいきません。
剣柄(握り)は「エッジは取ってあるものの、断面をみると長方形で、握りやすいとは言いがたいし、剣格(鍔)はほんの少しエッジが取られたダケ、剣首(柄頭)は直角です。
そのため、「点」を繰り返すと、人差し指や手首が擦れて痛くなったり、袖に引っかかったりします。
で、Ver.1でテニスグリップを巻いてみたのですが、握りはまあまあよくなりましたが、問題点は当然改善されません。(fig-1)
Ver.2では、ハンドドリル用の手持ちの回転ヤスリ(fig-2)で削ってまあまあうまく行きました。
当初、糸鋸でやろうかと考えていたのですが、よく見ると赤色っぽい(銅?)釘が数カ所刺さっています。
軽金属用のヤスリなので、金属をモノともせずに削ってくれたようです。
糸鋸でやってたら、刃がダメになっていたでしょうね。
と、いうワケで、とりあえず練習に使えるように「剣格・剣首の片面エッジ取り」。
1本あたり10分ぐらい。
「竹剣を自分流にカスタマイズしたい」人、「練習用の伸縮剣のエッジでお悩み」の方にオススメ。(^_^;)
量産には円筒形が適するでしょうが、自分用にカスタマイズするのなら、円錐形の方が良いでしょうね。