「愚痴を聞くのも友情のウチ」-2

うむ、これはあれだな。
「友人が“ブラック部署”に囚われていたら、どのようなサポートをするべきか?」と、極々近似なような気がする。(^_^;)

そうか、「やりがい搾取」って、こんなパターンもあるのか、、、、。

「ブラック部署」ですからね。「ブラック企業」ではなくて。念の為。(^_^;)

「愚痴を聞くのも友情のウチ」

先日、5月になったら、愚痴をきく飲み会を開く約束をした旨、書きました。
実は、「気持ちに寄り添う」って不得手なんですよね。(^_^;)
自身が共感・共有したいと思う感情(?)って、「何かを成し遂げた“達成感”」ぐらいしか、思い浮かびません。

それに気づいたのは、散打大会をお手伝いに行っていたおり、京都のI先生から共通の知人である「困った人」について、(私の千倍万倍(^_^;)あったであろう)苦労話を聞かされた時でした。
「困った人」については、「(被害が及ばない)適正な距離」と「類似品に対する予防のノウハウ」を確立した後は、なるべく思い出さない方が良いと考えていました。
ですから、ワザワザ昔の嫌なコトなんか、思い出さなくても良いのに、と考えたりしていました。
いまは、共通の話題で、「共感」し、親密感を実感したかったのだろうなと分かります。

けど、心理学の所見が増えるにつれ、女性に限らず多くの「愚痴」や「相談」が、「解答」や「知恵」を求めているのではなく、「共感」が主目的であることが、分かってきました。
わりと、最近、ソレを端的に表すツイートを見ました。(保存し損ねてしまったのが、残念)
だいたい、以下のような感じです。

妻:何も言わないで、ウンウンと聞いてほしいの。
夫:わかった。
妻:(日中の人間関係など)斯く斯く云々
夫:それは、ああして、こうすれば~~~
妻:(心のなかで)バ~~~カ、バカ。

と、いうわけでで、「大変でしたね」「困った人達ですね」と初期のAIでも可能な相づちに留め、「聞かれれば」今後の対応について、知恵を出すといたしませう。(つまり、「聞かれなければ」、あえて言わない(^_^;))

「百里を行く者は九十里を半ばとす」って諺、
『戦国策』に由来する言葉なのにね。(^_^;)

これもまた「セルフネグレクト」かな~~~?

日曜の大会後、帰路に載ったタクシーの運転手さんが、気になったのでひとくさり。

1)防具類を見て、いきなり「載らない」と乗車拒否まがいの言動。(来る時は、載せてきたと何度か押し問答。乗車後、往路も同じ日本交通の同型車であった旨を伝える)
2)「平和島駅に向かって。駅のスグそばだから」と伝えるも、「平和島」と脳内変換(し、復唱の確認を取らず)
3)「海岸通りを道なりに、大池競馬場の前を通って」と言ったのを「湾岸道路を」と脳内変換。勝島で大井競馬場の前で左折。湾岸道路へ。

「思い込み」「脳内変換」が激しい人間だとわかったので、「行き先は間違えないように復唱するコトになっているのでは?」と指摘すると「その通りです。(言い訳をしようとするが、グッと自制して)、言い訳になってしまいますね。申し訳ありません。」と。

40代とおぼしき男性のドライバーだったのですが、言い訳を自制するあたり、コミュ障ないし、他罰癖をこじらせているワケではないように見受けられました。
会社からきつく言われているのでしょうね。遠回りをした分は、自主的に減額してくれました。

これはあれかな~~~?
運転だけで「イッパイ。イッパイ」なので、自分が想定していた標準枠から外れた客に遭遇すると逃げようとしてしまうのか?
「同乗するのは、何名ですか?」と一言聞けばスグにわかるものを、いきなり「載りません!」と否定してしまう。
それと、子どもの頃の「ルールを守らない」ことで、「小さな顕示欲」を満足させていた癖が後を引き、自分の為のマニュアルを守ることにも抵抗があるのかな、と。
ちょうど、往路で呼んだタクシーのドライバーが、50歳前後とおぼしき女性の新人ドライバーだったのですが、「荷物に触って宜しいですか?」と基本に忠実でしたし、向上心が見受けられた人だったので、対比が印象に残った次第です。

彼は、「小さな手抜き」によって、時間ロスと収入の減少を自ら招いていたワケですが、自身を振り返って見れば、「日々、向上の為の“正しい努力”を継続している頻度・密度」は、「人のこと,言えたギリじゃないな~~~」と自省した次第です。(^_^;)

と、いうワケで今晩は、

「雅方 羊肉爐」の画像検索結果
原汁紅燒羊肉爐

『人は、「はやっている(人気がある)」「有利と言われている」モノを“好き”と錯覚する』

 先日亡くなられた堺屋太一氏がTVで話しておられた言葉です。
 元ネタは、マリリン・ファーガソンという女性の『人間は「有利だ」と聞かされたものを、「好きだ」と錯覚してしまう、そのように教育を受ける』らしい。

 会員さんから、「体脂肪率が26%なので、筋トレをやって減らそうかと思っている」という話を聞いて、浮かんだのが表題の言葉。
筋トレって流行っているんですね~~~。(^_^;)
 いえね、その会員さんはフルマラソンを何度も完走している人なんで、走るのが好きで週に数回走っているハズなんです。(仕事が忙しくなり、道場の方には最近は週一のペースでしか来られてませんけどね)
 それでも、走りのレベルを上げようとか、脂肪燃焼に効果の高い練習法を聞かず、筋トレを考えるっていうのは、筋トレとダイエットがそれだけ人気があるってコトなんでしょうね。

 最近は、サンクコストに縛られずに、「心地良い」にはお金を払うことに留意しています。(直近では、細くて洗い難かった断熱ジョッキを少し径の広いものに買い換えました。(^_^;))
 自分の過去を振り返って見ても、「カッコ良い」と思って消費したものって、だいたい上記の「流行っている(人気がある)」に影響を受けていて、効率や使い勝手がイマイチで死蔵しがちであったように思えます。
 運動もそうで、自分が心地よいもので、かつ自身の価値観に合ったものないと長続きするのは難しいです。

 私はダイエットについて、体を痛める作用とリバウンドの率の高さから「(痩身信仰と将来不安につけ込む)マスコミのマインドコントロールに基づく、間違ったKPIですよ」と、お奨めしていません。
 最近は、「流行りに影響を受けて、無駄な金と時間を使うのも、本当に自分が好きなモノを知る為の必要コスト」なんだよねと、達観はしてきてはいますけど。(^_^;)

 まあ、件の会員さんの場合、一番の問題は、就職してひとり暮らしを始めて以降20年程朝食を食べたコトがない、という生活パターンなようですが、、、。

 「快食・快眠・快便・知楽・動楽(知と体二つの趣味)」って,思ってたよりハードル高いのかな?

『人は、「はやっている(人気がある)」「有利と言われている」モノを“好き”と錯覚する』

 先日亡くなられた堺屋太一氏がTVで話しておられた言葉です。
 元ネタは、マリリン・ファーガソンという女性の『人間は「有利だ」と聞かされたものを、「好きだ」と錯覚してしまう、そのように教育を受ける』らしい。

 会員さんから、「体脂肪率が26%なので、筋トレをやって減らそうかと思っている」という話を聞いて、浮かんだのが表題の言葉。
筋トレって流行っているんですね~~~。(^_^;)
 いえね、その会員さんはフルマラソンを何度も完走している人なんで、走るのが好きで週に数回走っているハズなんです。(仕事が忙しくなり、道場の方には最近は週一のペースでしか来られてませんけどね)
 それでも、走りのレベルを上げようとか、脂肪燃焼に効果の高い練習法を聞かず、筋トレを考えるっていうのは、筋トレとダイエットがそれだけ人気があるってコトなんでしょうね。

 最近は、サンクコストに縛られずに、「心地良い」にはお金を払うことに留意しています。(直近では、細くて洗い難かった断熱ジョッキを少し径の広いものに買い換えました。(^_^;))
 自分の過去を振り返って見ても、「カッコ良い」と思って消費したものって、だいたい上記の「流行っている(人気がある)」に影響を受けていて、効率や使い勝手がイマイチで死蔵しがちであったように思えます。
 運動もそうで、自分が心地よいもので、かつ自身の価値観に合ったものないと長続きするのは難しいです。

 私はダイエットについて、体を痛める作用とリバウンドの率の高さから「(痩身信仰と将来不安につけ込む)マスコミのマインドコントロールに基づく、間違ったKPIですよ」と、お奨めしていません。
 最近は、「流行りに影響を受けて、無駄な金と時間を使うのも、本当に自分が好きなモノを知る為の必要コスト」なんだよねと、達観はしてきてはいますけど。(^_^;)

 まあ、件の会員さんの場合、一番の問題は、就職してひとり暮らしを始めて以降20年程朝食を食べたコトがない、という生活パターンなようですが、、、。

 「快食・快眠・快便・知楽・動楽(知と体二つの趣味)」って,思ってたよりハードル高いのかな?

迷師徨/明師行】『業務護身』

「恫喝に屈して守秘義務を破った結果」についてそこそこ騒ぎになっている様子です。武術(護身)に係わる人間として、チョット斜めかもしれない関連次項を少し。

 「護身」において一番重要なのは、「事前回避」だと常々口にしているのですが、「危険な相手と至近距離で対応する必要がある」事態も想定されます。
「暴力の臭い」に屈するのは論外として。武術に興味がある人でも、暴力に触れた経験がなくて、どのような攻撃があるか、どのように防御したらよいのかという「発想」自体を持たない人も増えているようです。「用法」で想定している「攻撃」に戸惑っている気配を感じる事もママあります。
上記の話をしていたら、ちょうど今、クレーマーと対応しているという会員がいました。

というワケで、日曜日は「業務で、暴力を振るうかもしれない相手と至近距離で応対する必要がある(が攻撃は許されない)状況に於ける護身」、すなわち「業務護身」をやってみました。

「業務護身:第一講」
1)構え:待機のポーズ(接客業で主流になりつつあるらしい、直立し股間近くで手を重ねた姿勢)
2)手法:「直には内/横には外」直打(ジャブ・ストレート等矢状面を通る攻撃)には、内受け、横打(フック等前額面を通る攻撃)には、外受け(攔手)で防御する

指導上の備忘録
・重心は踵⇒中足
・見えない程度に膝を曲げる
・指を組まず、虎口を合わせる
※これらは皆、「構え」ではなくて「休め」になっている為だな、と。

迷師徨】「永遠に生きるかのように学べ。明日死ぬかのように生きろ」はガンジーの言葉では無かったのか。

ずいぶんと前からある言葉みたいですね。

たまに、名言がFacebookのタイムラインで流れてきます。
けど、「だから「名言」「鑑定系」「反射的にシェア」とかにいいねしちゃダメなんだってば!」https://www.landerblue.co.jp/11208/ を読んでいたので、いいねはしていません。(^_^;)
他方、心に引っかかった言葉は「Concept-Approach-Tool」と自分流に咀嚼するように心がけています。

●Concept(総論):「永遠に生きるかのように学べ。明日死ぬかのように生きろ」

●Approach:「80歳までしか生きられないと思って、大事に生きるべし」「100歳まで生きると思って、勉強すべし」

亡くなられた2人の師匠、何福生・徐文忠の両老師は80歳過ぎまで元気いっぱいでおられたので、自分も80歳までは、現在のQOLを維持すべき/したいと考えていますが、残り20年ほどと考えると時間在庫少ないなと感じます。
それもあって、「時間節約モード」「断捨離」「選択と集中」などをやっています。
他方、ちょうどいま「人生100年関連」の本を読んでたりしますが、100歳までQOLが維持できたとすると、これまでとほぼ同じ時間財産があることになります。
とすると「下り坂」や「まとめに入る」などと言った「枯れた」考えは排除すべきだろうな、と。
存命の師匠は「殺しても死なない」タイプの方ですので、この件では参考にならないな、と。(^_^;)

●Tool(各論/具体策):「一食一食を大事に」「変化を怖れない/進化・進歩する可能性を諦めない」

『人間は「有利だ」と聞かされたものを、「好きだ」と錯覚してしまう』そうですが、『「流行っている/多くの人がそうだと言っている」と、自分も好きだと錯覚してしまう』ようです。やっとこさ、自分が美味しいと感じられるものがわかって来て、上の思い込みから脱出をはかっていたら、嗜好が変化してきてて、以前美味しかった日本酒が「んっ?」と感じられたりしてて、今の自分の口に合う酒を見つける必要に迫られてたりします。(八海山は大丈夫だった。)
「腹を満たす」だけでなく、「美味しかった」と感じられる食事をするよう心がけているのですが、「あれ? 何を食べたっけ? アレを食べたのはいつだっけ?」と食への関心がいまひとつなレベルに留まっているように思えます。
食事への関心度と生産性の高さ/向上性は関連しているようなので、食への関心を高めることは、活動性を高く維持するのに有意義だな、と。
「80歳までしか生きられない」と考えると、「美味い!」と感じられる事は、あと100回無いでしょうしね。

迷師徨】「転倒死は、交通事故の2倍?」

 先日、2つあるチューナーが2つともダメになったようなので、キッチンのHDDレコーダーをPanaの全部録画Typeに買い換えました。
 「残っている」し「起動が速い」ので、Coffeeを煎れている待ち時間のような数分の細切れ時間にもTVを付け、結果今まで見なかった番組も見るようになっています。
 で、タマタマ見たNHKの番組で「転倒死は(一万人で)、交通事故の2倍」というのをやっていたので、ちょっと整理。(^_^)

 NHKの解説アーカイブス(http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/307537.html)にあったのですが、、「2017年の“転倒など”による死者は、9,683人」
 “など”とあるので、「盛っているのでは?」と、ちょっと疑ってしまいましたが、元データの「人口動態統計」(厚労省)がそうなってました。(^_^;)

 別の記事(https://www.panpanpapa.com/entry/2018/07/25/142219)によると2016年の8,030人中「平坦な場所での転倒による死亡」が5,788人と7割強とのこと。
 2016年の交通事故の死者は、5,278人でだいたい55%が65歳以上。よって、2,900人くらい。
 ふむ。とすると「高齢者のなんもないところでの転倒による死亡」は、「交通事故の2.4倍」と言える。

 2017年に9,683人とクキッと増え、四捨五入すると“1万人”と言える数字になり、「あおりタイトル」として使いやすいものになったのか。(「1.6倍」ではインパクトに欠けるし、これを2倍とすると盛りすぎと言われるものね(^_^;))

で本題。その防止に中国武術はどんな方策を持っているのか?

回答:八卦掌の「走圏」、太極拳の「推手」

 元来ウチのは(八卦掌的な)「交叉手」で、スキをつくる~読み取るのが主で、太極拳の相手の体制を崩す~投げる「推手」はあまりやってませんでした。
 少し前、「体幹を効率よく~楽しく鍛えるには?」と考え、「投げられそうなのを、感知する~耐えることは、体幹の神経・筋肉を鍛えることになる」ので、練習法として「推手」を見直していた所でした。

「楽しみながら/ゲームをしながら、転倒防止」(^_^;)

明師行/迷師徨】「受け身」の概念説明用に球体を作ってみました。

このところ「武術/武道/格闘技」のKPIについて考察したりしているのですが、なにはともあれ、「武術の本質は”護身”」だな、と。
さらには、一番有効かつ多用する技術は「受け身」だろう、と。

と、いうわけで、畳が引ける場所では、受け身を指導しているのですが、40代/60代で初めて練習するという人もいるので、 概念説明から入っています。
ちょうど、柔らかい針金が引出しの奥から出てきたので、説明用の球体を作ってみました。

1)内家拳の受け身は、(柔道の畳で衝撃を吸収する方法と異なり)「転がる」事が基本
2)その為、身体を球体に保持する
3)体幹(背骨)を内弯し縦の球返を、手を組んで突き出すことで水平面の弯曲辺をつくる。

でも、頭では理解していても、いざ転がってみると、肘や腰を床にぶつけてしまう人が少なくありません。
精神的な恐怖で上手くいっていない人は、できるだけ低い体制から始める事と、3)を意識して貰うことで、割と早くできるようになるようです。

不得手な人を観察して気づいたのが、動き始めるとすぐに弯曲を止めている事でした。
身体が硬い人は、意識が回転に取られると、内弯が解除されちゃうようです。
急がば回れで,普段から内弯のストレッチを心がけるように指導しました。

こんなところでも身体の柔らかさが影響しているのだな。搬腿法、手を抜いてはいけないなと、初心に返った次第です。

IMG_20180916_193836

赤:体幹(背骨~頸椎)、青:腕~背中、
緑:(素早く立ち上がるための下腿部)

囁いている内容は「私にとって、楽しいこと」です。

 最初にブログページを作ったときには出ていたサイト・ページの説明文が表示されなくなっていたので、サイドバー部にブログのカテゴリーについての簡単な説明を記載しました。

搞活雑録】搞活=武林盛り上げ活動、の履歴。連盟・協会運営報告など。
明師行/迷師徨】「我、明師を目指さん!」⇔「迷師が彷徨っているだけ?」
晴功雨読の日々】個人的な「知-徳-体」の備忘帳。
更新履歴】説明不要ですね。
電網護身】Net&PCを利用した、電網(Net)&Real世界で、生命・財産を護る技術について。

 联盟や協会の運営雑務も楽しいし、「どうすれば、能力を向上させてあげられるだろうか?」と考えるのも楽しい。

 自分の知力・体力・徳力(社会性)が向上していくのを観察するのも楽しい! “ので”、それをより味わうために、整理記録しインデックス化している次第です。(^_^;)