「後知恵バイアス」と「呪いを吐く行為」

「悪い予感が当たった」と書きましたが、「実行委員長はYさんがやってくれることになり、次回自分は何もしなくて良くなった」と喜んでいた当時の彼にどんな発言をしたか、当時の状況を思い出してみてました。

喜んでいる彼の気持ちに水をささない為に、「上手くいくといいですね」という「半分“も”残っている」的な「優しい表現」をしたように思えます。
「上手くいかないかもしれませんよ」という反面表現や考え得るトラブル状態の予測などを口にしなかったのは、「他の成功を望んでいない」という『暗黒面に落ち込まない』為でした。(つまり、自分の為)
「人の悪い未来を予見し、口にする」ことを、『「呪いを吐く」行為』と考えているのですが、これは日本的な「言霊」信仰にゆる~く囚われているのかもしれません。(自分の業務については、最悪シミュレーションはしないといけませんけどね。(^_^;))

今となれば、「まかせた仕事がちゃんとなされているか、時々チェックした方が良いですよ」くらいは言っておくべきだったかな、と思います。うまく行かなかったときに”尻拭い”をするハメになるのは彼しかいないのは自明だったのですから。
同様な後知恵バイアスで、今回のような「事前に業務リストを作った事や、時間切れ後に中途半端で投げ出された事のリカバリーを含めて、初めから自分でやっていたより大変な事態に陥ることも予測していた」、と口にしそうになってしまいます。(^_^;)

ま、ともかく、事前に、「悪い未来を予言する」という『呪いを吐く行為』も、事後に「悪しき現状を予見していたと主張する」『後知恵バイアス』も、どちらも「人を幸福にする」ことはないので、戒めないと、、、。(^_^;)

しっかし、俯瞰して見ると、「選手受付」という「入口」と「閉会挨拶」(出口)という、対外的な『顔』の面はしっかりと確保している。
コレは「実務は投げ出しても、彼が尻拭いをしてくれる」であろうコトを見越した、『確信犯』の可能性が高いな。
ッタク、ヨソの弟子を奴隷労働させんじゃないよ! (`ヘ´) プンプン。