明師考】散打ワンポイント講座:「ゲーム感覚」と「緊張感」

「散打」というのは、「練習の1種」ですから、言うなれば「手段」です。
一時期「関フル(関西フルコンタクト空手交流会)」や「フル金(フルコンタクト空手交流会in金沢)」などに積極的に関与し、中国武術以外の人達とライトスパーをたくさんやらせて貰いました。
その時、「をを!、極真ルールって交流に向いている。」という発見をしたりしました。(その時期に得た知友は、今も大切な財産になっています。)

ライトスパーは難しいことを考えず、自分にできること、やりたいことをやってみて、「できた喜び」~「使えた歓び」という「幸福」を積み重ねて行けば良いモノだと考えています。

他方「(散手競技の)トーナメントで優勝するという「目的」が明確な場合、「弱点を減らし、長所を伸ばす」という、長く苦しい道を歩むことになります。(^_^;)

表演試合も、全員が出る必要はないワケですが、人前で演武する経験も、進歩・成長に有効であるし、楽しいものです。(劉湘穂老師とその機会を増やす為のイベントも企画中です。)

今まで、「防具散打」「フリースタイル散打」「グローブ散打」「キックボクシング」「散手競技」のワンマッチとトーナメントを開催して来ましたが、より初心者に、楽しんで貰えて、勉強にもなるように、「ライトスパー」の時間を、10/14(月)の「秋季散打友好大会」では設けようと考えています。

自分が肉体的ダメージを負うこと無く、技能を振るい合うことを楽しむのが、「ゲーム」なんだろうな、と考えています。
Soft器械をやり始めた時に意外だったのが、「痛い」という感想でした。
「(散打に較べたら、全然)痛くないですよ」と説明したのですが、「痛くないモノ」と考えた人には、「それなりに痛かった」みたいです。(^_^;)

ケガの頻度や痛み(肉体的ダメージ)は、

Sofr器械<Hard器械<ライトスパー<ワンマッチ<トーナメント

と増えていくワケですが、直接対戦相手の肉体を攻撃をする事のないサッカー等の球技でもケガは少なくありません。
「技能を振るい合う」時に、「緊張感」を持って、「100%安全」とか、「(防具があるから)ダメージはゼロ」と考えずに、その緊張感も楽しんで貰えたら、と考えています。
緊張感を持っていると、ダメージって少なくなったりしますすね。


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