-10.5%以下だと痩せるが,10.5%以上だと脂肪が増えている気がする-
#コロナ太り #LSD #走圏痩健法 #健康3原則 #ストレス #ダイエット
●8ヶ月間の推移を概観してみる
昨年の7月に自身のコロナ太りに気づき,LSD(Long Slow Distance)を開始,12月から「普遍化」を考え,走圏(速歩)の痩身効果をデータ化し始めました。
当初,30分×週5の走圏で,体脂肪率12%辺りでサチったように思えました。
40分×週5にしたところ,2月初旬には“割と簡単に”10%を達成できました。
この時の60kg,10%(筋肉量51.2kg)という数値は,35~45歳の数値と同じ。
が,体組成計が「内臓脂肪が高止まりしてますよ」と言うのが気になるのと,腹周りに皮下脂肪が残っており,胸を張ってシックスパックですとは言い難かった。
時間を有効にと思って,4月から走圏中に(昔の剣豪みたく)1kgの手慣棒を振ってみたりもしました。
結果,筋肉を増やす効果は少しあったみたい。
その後はいろいろあったものの,6ヶ月間体脂肪率10~11%あたりをキープしています。
●わかったこと(1):40分×週4で10.5%は可能。10.5%以上だと脂肪が付く。
「痩健法」の「普遍化」の条件としては,①50分未満である事と②毎日でも疲労が蓄積しない運動強度である事の2点を考えました。
時間は,上記の35~45歳時,工場の屋上が更地化され,昼休みの50分イロイロと身体を動かしていた経験から。
運動強度は,(初期はしかたないとしても)「無理は続かない」と考えるし,「できれば,生活の一部になって欲しい」と考えるから。
2~7月,モチベーションが下がったり,梅雨で週2がやっとだったりして,11%を超えた事もありましたが,運動強度が低いので週6が苦にならず,簡単に10%に復帰できました。
その過程で解ったのは,10.5%以下だと皮下脂肪が減っていっているが,10.5%以上だと脂肪が付いているように感じられるというもの。
それと,「日本人は内臓脂肪が付きやすい」らしく,思ったように内臓脂肪が減らず,体組成計に「内臓脂肪が高止まりしてますよ」と言われてしまう。(^_^;)
●わかったこと(2):阻害要因
2~7月の停滞期間で分かったのは,食事・運動・睡眠の健康3原則を保持するのに,社会と環境が影響するという事。
ストレス=社会(血縁・職縁等)の心労&肉体疲労があると,モチベーションが下がり,休養時間と酒量が増える。
環境(天候・気温)が悪化すると,走圏そのものができなくなるし,熱帯夜だと睡眠の質が悪化するので,志向&体調が低下する。
梅雨で走圏できなかった6月後半は酒量が増えていたし,寝苦しくなった7月後半からは,筋肉量が減少していた。
「熟睡アラーム」による質の管理をさぼるようになっていたのを反省。
そういえば,今までも夏場はなんとなく体調が優れなかったけど,睡眠の質が原因だったのか,と。
●走圏法のベネフィット:「安い・早い・旨い」
これまでで解った利点(ベネフィット)をまとめて見ます。
・安い①:時間コスト:40分×週4と30分×2回/日の中型犬の散歩より短いです。
・安い②:苦痛コスト:運動強度がVO₂max:40~65%で「きつい」止まり。「かなりきつい」「非常にきつい」のランニングや筋トレに較べて軽度です。
・早い:筋トレの効果が感じられるのは早くて2週間のようですが,走圏法の場合は,数日で体脂肪率に表れます。
・旨い(愉しい):武術の場合,突き・蹴り・(剣・槍の)素振りという基本練習自体も愉しいです。単に「速歩」しているだけだと飽きるかもしれませんが,「三椎中正」「前挿進展」などの「走」の要訣に留意しながらだと,「武術の練習」と感じられ,「愉しく」なります。
・充実感:体脂肪が減少している過程では,「身体に良いことをやっている」という充実感が得られます。ダイエット(食事制限)と異なり筋肉も増えるので,罪悪感や将来不安がありません。
・ストレスフリー:13ケ月の間には,脚に疲労が蓄積したりもしましたが,日々のストレッチと組み合わせることで,今では全くのストレスフリー。週に数回の走圏は,洗顔・入浴同様に生活習慣化が可能です。