明師行/迷師徨】なるほど、ダイエットがこんなに人気があるのは「コントロール感の増大」⇒「幸福度向上」という仕掛けだったのか。

●「コントロール感の増大」は「幸福度向上」に

人間は生物学上、自分がコントロールしているときは満足感という内なる報酬を受け、そうでないときは不安という報いを受ける。(ターリ・シャーロット『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』p125)

 つまり、世の女性陣がこんなにもダイエット(Diet≒体重低減)に御執心なのは、「(食べたいという)自分の欲求」と「体重」ひいては「外見」の2つをコントロールしているという満足感=「内なる報酬」がある上、周囲からの羨望なる「外部評価」が得られるので、『幸福感の向上』に繋がると。
 逆にコントロールを奪われると、人はストレスを感じる。
 ちょうど、今朝のニュースでトランプ支持者が「ワクチン接種の選択権を奪うな」と主張していたように、、、。(でもアレは後付けのような気もしないでもない、、、。(^_^;) )
 
 外見に金や時間というリソースを殆ど分配していない自分でも、シックスパックになった腹部には目がいってしまうもんな~~~。(^_^;)

●社会的に◎,精神的に○、肉体的に×
 まとめると、ダイエットは、

社会的に◎ :欲望と外見をコントロールしたという外部評価

精神的に○
 :欲望と外見をコントロールしたという満足感(長期的には?)

肉体的に×
 :栄養不足・筋肉減少

なのかな?
 長期的、肉体的に問題なのに、「見栄」を張るのに「身を削る」ってすごいなと思っちゃうのですが、コレも

人は自分自身よりも自分以外の誰かに起こり得る悪い結果の方が想像しやすい。(ターリ・シャーロット『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』p49)

なので、口にするのを控えようかな、と。(^_^;)

●最近のハヤリは「自主的ラマダン」?
 最近のハヤリは「16時間断食」なる「自主的ラマダン」だと耳にしました。(^_^;)
 ダイエットという言葉は、「体重」が目標にされている点で、健康との相関が切れてしまっている点が気になってました。
 でもそれ以前に自分が一番違和感を感じていたのは、その多くが、(何かを急激に)「減らす/マイナスする」方向という、自身の志向性との違いかもしれないと思えて来ました。
 自分の志向性/思考性として、「自分には何が不足しているのだろう?」「知識や能力をプラス~向上させるにはどうすれば良いのだろうか?」的方向で考えがちです。
 してみると「体重低減法」「痩身法」ではなく、「痩健法」なのだとアピールする方向は、「プラス志向」を持っている人に対して「プラスする」ことによって「より大きなプラス(ベネフィット)が得られる」点なのかもしれません。

●「痩健法」は、 社会的/精神的/肉体的に◎
 『走圏痩健法』(30分/日の走圏式速歩)を行うと、脂肪減少・筋肉増強が計れ、「筋トレ」や「食事制限」に較べ、”継続しやすさ”に格段に優れているので、

社会的に◎ :外見と欲望を「長期間」コントロールしているという外部評価と、健康長寿・社会保険料低減に寄与という「羨望」が得られる

精神的に◎ :
外見と欲望を「長期間」コントロールしているという満足感と、健康増進・活力増大による自分に対する「自信」と「安心感」が得られる

肉体的に◎ :
健康増進・活力増大による「知徳体」「心脳体」全方位での日々の快適さの向上が計れる

んですよ、と。

次は、「開始するハードルが低い」ことを「知って貰う」ことかな

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