知楽】フリーソフト「IrfanView」がよさげ

 スマホのカメラに慣れてないので、被写体が中央にあるときに、シャッターを押すことが上手くいっていません。
 結果、トリミングという作業をする必要があります。(考えて見ると、私の被写体は、ほぼ動いているモノでした。(^_^;))
 これからはInstagramにも注力しようと考えているのですが、Instagramは4:5の縦長が最適とのこと。
 今までは、Play Memories Homeで行っていたのですが、コレは切り出す座標を指定できない為、連続写真の時など、位置を揃えるのに苦労したり、任意の場所を切り取るときにピクセル数が1~2個ズレるのが、イマイチに感じていました。

 少し前にサムネイル画面をもう少し大きく表示できる画像ビューアが無いかと探していたら、「IrFanView」を見つけました。
 そしたら、コレは思った以上に画像処理能力の高いスグレモノであることが判明。 

 4Kモードなど高精度で撮影した動画や写真は、切り出す前に「一括でリサイズ」もできるし、切り出すサイズや座標がピクセル単位で指定可能です。

 写真は撮りっぱなしではなく、画像処理して少しでも見栄えを良くしたいと考えているので、しばらくこのIrFanViewで楽しめそうです。(^_^)
 


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コレは、PMHで切り出したもの。左右の不要部を除くだけだと、PMHが簡単。センターにあると、ずいぶんと見栄えが良くなります。

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晴功雨読】自炊:島崎哲男『四字熟語』

 裁断して、SCAN。赤丸や赤線をつけた箇所を読み返してますが、なかなか興味深い深掘り知識がてんこ盛りの本で、なにかのおりに読み返すのも楽しそうです。
まさに「知楽」のお奨め本です。

◆赤い糸の伝説

※「手の小指の赤い糸」って、てっきり西洋由来のお話だと思っていたら、中国伝来でかつ日本で改変されたものだったのか、、、。(^_^;)※

◆臥薪嘗胆
> 『史記』のこの記述の中に「臥薪」、薪の上に臥すという表現は見えない。いつごろから「臥薪」が「嘗胆」とむすびついて、復讐のために辛苦を重ねるたとえとして使われるようになったかは、はっきりしない。~ その後(宋末元初?)に書かれた通俗歴史書『十八史略』には、「臥薪」の故事がなぜか呉王夫差の話として、~記されている。呉王夫差の「臥薪」と越王句践の「嘗胆」と対応させたわけだが、これはあきらかに後次的な細工である。

※自分の記憶では、嘗胆臥薪の順だったのだが、、、。(^_^;)※

◆左顧右眄
>「顧」はふりかえる、「眄」は流し目でみる、わき見をする。
> 堂々と左右を脾睨するような、自信に満ちた態度をあらわすことば
> 左右のようすをうかがう自信なげな ~ 日本的用法

※日本語の主流は「右顧左眄」で、<左右のようすをうかがう自信なげな>様という意味になってますよね。太極十三勢にも含まれる「左顧・右眄」ですが、白鶴亮翅などをするとき、中国人は上の意が、日本人は下の意が、意識下で蠢いているのかも、、、。(^_^;)

◆斉東野人
> 「曰若稽古」というのはその『書経』の冒頭のことばである。
> 「稽古」ということばはここから来ている。むかしの教えをよく考える意)
> いいかげんな話という意味で「斉東野人の語」という言い方がなされている
> 日本が斉の東のそのまた東にある以上、わたしたちは文字通り「斉東野人」

※斉の国といえば、太公望呂尚。太公望といえば、「太公釣魚」。八卦掌の中でもコレは特に好きな技のひとつ。(^_^) 四字熟語として「下手の横好き」だけではなくて、「大人(たいじん)となり得る器量の人物のこと」の意味もあったのか~~~。(^_^;)※

島崎哲男 『四字熟語』1995/07/20 講談社現代新書

面識のない相手による殺人は、10.3%だったのか。

 昨今の凶悪事件を受け、「護身」を目的とした入門者が来たとのタイムラインを見て、考えた事。

 ウチに来たとすると、「『他殺される可能性は、交通事故に遭う確率の1/10以下。さらに知人よるのが大半』なんだよ~~~」とやる気を失わせる事を言わないで済ませることができるだろうか?と。(^_^;)
 その後直後に「親族間での金銭トラブルで殺人事件&自殺」というNEWSに触れ、多分「他からの脅威に敏感に反応した人は、この手の近親間トラブルのNEWSには、上手くやっているので、反応しないのだろうな」と。

 「他殺事件の大半は面識ある相手による」事は知っていたので、調べて見たら、10.3%でした。(^_^;)
図録▽犯罪者と被害者との関係(犯罪種類別)
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2793.html

 で、蘇東成老師の教えの中でも印象強く残っているのに、

「金を貸せば、恨まれる」

と言うのがあります。
その薫陶のおかげで、「金銭トラブル」というものは、ほぼ回避して来られたように思います。

 「貸しても、貸さなくても、恨まれる」なら、(貸さなかった人間の一人になる可能性がある)貸さない方に賭けた方が賢明ですものね。(^_^;)
 もめ事のうちで「金銭トラブル」が高い率であろう事は、次に調べて楽しもうと考えています。
 そして、少し前に見た「2014年の受動喫煙による死亡者は1.5万人」という記事と関連づけすると、

人口10万人あたり
  受動喫煙 12
  交通事故 3.69
  他殺 0.30
  自然災害 0.20
  通り魔 0.03
  飛行機事故 0.013

となり、通り魔(面識のない相手)による殺人の400倍となりますね。
  そうか、これも「面識のある相手による殺人」に含められるのかも、、、、。(ρ_;)
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一度でも 我に頭を 下げさせし
 人みな死ねと いのりてしこと /石川啄木『一握の砂』

晴功雨読】読書メモ:桃崎有一郎_『平安京はいらなかった』

ザックリ纏めると、「平安京は、日本が背伸びしたオーバースペックの首都だった」ということ。
非常に興味深く読めた。けど、平安京についてより、宮中についての蘊蓄に食い付いてました。

・藤原京は近代の研究者が創作した造語で、実際には新益京(あらましのみやこ)と呼ばれた
・周の理想的な行政制度を記録したとされる『周礼』とは無関係に成立した書物らしい「考工記」に書かれた都城プラン(創作された伝説にすぎず、実在した可能性は低い)を信じ、それをまねて藤原京の平面プランを設計した。
・三位以上の人々を「公卿」という。
・例えば足利尊氏は、姓・尸が「源朝臣」なので、六位の時は「源尊氏」、五位の時は単に「尊氏」、四位の時は「尊氏朝臣」、三位・二位の時は「尊氏卿」、大臣の時(死後に左大臣の官を贈られた)は「尊氏公」と呼ぶ。【敬意をこめて、「三成公」と言ったりするけど厳密にはちがうのね。(^_^;)】
・生涯の大部分を六位かそれ以下で過ごす人々のうち、公達などと主従関係を結んで「侍う(側近く仕える)」仕事を世襲した家柄の人々は「侍」といわれ、ここまでが支配階級として、庶人に君臨する。
・「士」は民ではなく、民の上にある支配階級で、農民が武装したところで、武士と呼ばれない。

・真田幸村の「左衛門佐」は、室町幕府で三管領(将軍を輔佐する管領になれる三家〉ひとつ斯波氏が代々名乗っていた官位だった。
というのが、一番食い付いたところだったりする。(^_^;)

晴功雨読】自炊:スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣』 1997年1月1日初版第2刷発行

自炊していても、なかなか成果は目に見えてきません。
年末にやっと2つめの本棚を整理でき、少しだけれど部屋が広くなって、チョットうれしい。

自分を形作った本の一つだと感じている、スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣』。
最近、アドラー心理学が元ネタだと知った所だったりする。
また、最近「習慣化」というワードの重要さを再認識しつつある所でもある。

で、読書時にチェックをつけたところを、pdfからコピペしていて一番気になったさわりは、

第七の習慣:刃を研ぐ
> 刃を研ぐ最初の三つの側面――肉体、精神、知性――のことを毎日の私的成功と呼んでいる。
>あなたの今後の人生において、毎日一時間をこの私的成功の時間として過ごすように奨励したい。

という箇所。

「練三:(知-徳-体の)三軸での練功」を構成・強化する要素の一つだったのか、と。

1997年と言うことは、39歳以降に読んだことになるのか。
もっと若い頃に読んだような気がしていたけど、この本で知った「パラダイム・シフト」の考え方は、武術の指導を始めた頃に使用させて貰った記憶があるので、そう言えばそうだな、と。

自炊し抽出する前は、「7つの習慣、実践できてたっけ?」と自信がなかったけど、「W i n-W i nの考え方」など、「まあまあ、できているやん。(^_^)」といった感じです。