少し前に『「Dietの3つの効能」という牽強付会』というのを書きましたが、今回はそれの少しだけ真面目なバージョンをば。(^_^;)
元ネタを再読すると
1)脳の変化
・食べ物に気付く可能性が高くなる。
・食べ物、特に美味しそうな食べ物に過度に反応するようになる。
・食欲をそそり、魅力的に見え始める。
2)ホルモン分泌の変化
・満腹ホルモンは減少し、空腹ホルモンは増加する。
3)代謝の変化
・省エネモードとなり、新陳代謝が遅くなり、脂肪を蓄えやすくなる。
という変化が身体に表れるとあります。
飢餓状態におかれると、身体がなぜ前記のように変化するのか、自分を(縄文時代のような?)狩猟採集時代に生きていると仮定すると理解できます。(そういえば、今年はドングリが不作なんだっけか?)
天候不順等で木の実などの食べ物が不作だったとしたら?
神経が研ぎ澄まされ、食べられるものを見逃さなくなりますよね。で、ないと飢え死にしちゃいますからね。(^_^)
この防御反応が、現代だと看板・チラシ・TVCMなどが自然と目に入るようになり、その魅力(=誘惑)も増す、ということになるワケです。
そして運良く入手出来た食べ物を残すことがないように、満腹感が生じにくくなるし、脂肪として蓄えておく、という次第なワケですね。
食事は、身体を形成する材料・栄養素を取り込む大事な作業なのですから、
・(罪悪感を持つことなく)楽しみつつ、味わいたいモノですし、(最近「食楽」と呼んでいます)
・(不安商報に惑わされることないように)身体に良いモノを食べているという安心感も大事だなと思うのです。
というワケで今晩は、好きな椎茸を沢山食べられて、普段特に食べたいと思わない人参もおいしく食べられる「紅焼牛肉」にしようかな、と(^_^)
元ネタ:Why diets don’t actually work, according to a researcher who has studied them for decades
https://www.washingtonpost.com/news/wonk/wp/2015/05/04/why-diets-dont-actually-work-according-to-a-researcher-who-has-studied-them-for-decades/